季節の変わり目…日が暮れるのも早くなりはじめ、季節の移ろいを感じるこの頃。
冬になると空気が乾燥して、お肌も荒れる…。
自分自身、体感として皆さん知っているかと思いますが、実は動物も同じように、皮膚が乾燥することでカサカサしたり、フケがでたり、痒みが伴うことがあります。
皮膚の乾燥
前述通り、犬や猫(主に犬)も皮膚が乾燥します。乾燥は、保湿をすることで防ぐことができます。
シャンプーの時に合わせて全身を保湿したり、加えて外から皮膚に直接つける形で保湿したり。
また、皮膚のバリア機能回復のためにコラーゲンを飲んでもらうなど、当院の皮膚科外来の診断で処方させていただくこともあります。

当院でトリミング、またはシャンプーをご利用の場合はその子の状態に合わせて保湿フォームやスポットなどを使用することもあります。
手が乾燥したな、と思った時、一日に何度でもハンドクリームを塗ると思います。
それと同じように、乾燥している部分をこまめに保湿してあげた方がいいです。
(使用する保湿剤の用法を守ってください)
人のシャンプーも、シャンプー剤の種類によってコンディションが良い、良くない等あると思います。
お家でシャンプーする時は、被毛や皮膚の調子を確認しながら使用していきたいですね。
おうちのシャンプー方法については、わかりやすく写真で解説した記事がありますので
確認してみてください♪
よくある質問
Q.犬の皮膚が乾燥しているかどうかの簡単なチェック方法はありますか?
A.犬の皮膚をよく観察し、カサつきやフケ、触った時のざらつきがないか確認しましょう。また、毛並みがバサバサしていたり、普段より掻くことが増えている場合は乾燥のサインかもしれません。
Q.乾燥対策として家でできる環境改善は何かありますか?
A.冬場は加湿器を使って室内の湿度を保つことが大切です。
また、暖房器具の風が直接ペットに当たらないようにしましょう。
長時間のシャンプーや熱いお湯を避けることも皮膚の乾燥予防につながります。
Q.食事で皮膚の乾燥を予防することはできますか?
A.バランスのとれた食事は皮膚の健康を保つ上で重要です。
特に必須脂肪酸が豊富なフードやサプリメントは、皮膚のバリア機能をサポートします。
Tips: おうちケア~シャンプーの仕方~ (当ブログ記事)
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