歯石・歯周病

【歯肉炎、口内炎】わんちゃん、ねこちゃんの歯周病、歯石、歯肉炎、口内炎

ワンちゃんネコちゃんのお口の中の状態ご存知ですか??

☆お口のチェックポイント

  • 口臭が気になる
  • よだれが多い
  • 歯茎から出血をしている
  • フードが食べにくそう
  • 口を触るのを嫌がる

など、ワンちゃんネコちゃんのお口の変化はございませんか?

これらは歯周病のサインかも知れません!

歯周病とは

歯に付着した食べかすに菌が増殖し歯垢が付着して炎症を起こす歯肉炎が進行し、歯垢が石のようにかたまり歯周ポケットが広がることにより歯を支えている顎の骨が溶け、歯のぐらつきや出血などが起こる病気です。

人間では歯周病が心内膜炎(心臓が細菌に感染してしまうこと)の原因だといわれ、命にかかわってくる病気になる可能性があります。

そうでなくとも、細菌の感染により口臭もきつくなり、悪化をしてしまうと痛みからごはんを口に入れることを嫌がり食欲の低下にも繋がります。

進行してしまうと…

歯石は歯磨きでは取れませんので手術により歯石の除去や抜歯が必要になってしまうことがあります!

歯石になってしまう前には毎日の歯みがきやお口のチェックで重症化してしまわないように予防していくこともできます!

また、お口に良い菌をとどめるようなサプリメントなども多くありますのでお口の匂いが気になる、歯みがきの仕方が分からないなど気になることがございましたら、病院にご相談ください!

よくある質問

Q.子犬や子猫も歯周病になるのでしょうか? 

A.子犬や子猫でも歯周病になる可能性があります。
生後6ヶ月頃から永久歯が生え揃い、この時期から歯垢の蓄積が始まります。
乳歯が残っている場合はさらにリスクが上がるため、早期から口腔ケアを始めることが重要です。

Q2.歯磨きを嫌がる犬・猫には他にどのような口腔ケア方法がありますか? 

A.歯磨きが困難な場合は、デンタルガムや口腔ケア用の液体を飲み水に混ぜる方法があります。
また、指に巻くタイプのデンタルシートや、噛むことで歯垢を除去するデンタルフードも効果的です。
まずは口や歯に触れることから慣らし、段階的に口腔ケアに慣れさせることが大切です。

Q.猫の口内炎は歯周病と違うのでしょうか? 

A.猫の口内炎は歯周病とは異なる病気です。
免疫異常が関与しており、歯垢や歯石だけでなく、ウイルス感染やアレルギーが原因となることもあります。
歯周病より重篤で、口の中全体に強い炎症が起こり、食事が困難になることが多いため、早期の専門的な治療が必要です。

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担当獣医師

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