猫の健康診断キャンペーンが始まります!

9月1日~10月31日限定で、猫の健康診断キャンペーンが始まります!

猫は体の不調を隠すのが上手です。一見普段と変わりない様子に見えても、定期的に健康診断を行うことで、病気の早期発見、早期治療に繋がります。

ライトコース

基本的な血液検査での健診になります。

血球検査、腎臓、肝臓の機能の評価、血糖値、血液中のタンパクの量、電解質の評価をしていきます。血球計算とは、貧血や多血、白血球の数の評価をしていきます。これらの細胞数の変化は、免疫介在性の疾患、骨髄性の疾患、ホルモンの病気、感染症、腫瘍性の疾患の診断につながることがあります。

特に猫はシニアになるにつれて腎臓の機能が落ちる例が多いです。お水を飲む量が増えた、尿の量が増えたなどは腎臓病の症状の一つです。そのような様子があれば、一度腎臓の機能が落ちていないかチェックをしていきましょう。

スタンダードコース

ライトコースの血液検査に加え、ビリルビン、コレステロール、リン、カルシウムなどさらに多くの項目を評価していきます。

ビリルビンは肝臓やその付近にある胆嚢や膵臓の疾患、また免疫疾患によって赤血球が破壊されている時に上昇します。リンやカルシウムはホルモンの疾患や腫瘍性疾患、また進行した腎臓病によって変化してきます。

このコースでは、血液検査に加えて、腹部のエコー検査が追加されます。血液検査の変化として現れない消化器の評価ができたり、特に高齢の猫ちゃんの場合は腫瘤性病変の早期発見につながる検査になります。腎臓や肝臓、ホルモンの病気に関しても、血液検査とこの腹部エコー検査を組み合わせることで、より正確な診断につながります。

シニアコース

スタンダードコースに加え、SDMA、甲状腺ホルモンの検査が追加されます。SDMAとは早期腎臓マーカーと呼ばれる項目です。

ライトコースに含まれる腎臓の項目は、腎臓の機能の70%が失われないと上昇してこないと言われていますが、このSDMAは腎機能がわずか25%失われた時点で上昇してくると言われています。このSDMAを定期的にチェックすることで腎機能の正確な評価ができます。腎不全に加え、高齢の猫で多い病気の一つが甲状腺機能亢進症です。

シニアコースでは、この甲状腺ホルモンの値を測ります。食欲はしっかりあるのに体重が落ちてきた、目がギラギラしてきた、下痢や嘔吐といった消化器症状がある、飲水量・尿量が増えたといった症状は甲状腺機能亢進症の疑いがあります。当てはまる症状がある場合は一度ご相談ください。

追加項目

上記のコースに加え、レントゲンの検査、心臓のエコー検査、尿の検査も健康診断キャンペーンとして追加できます。

咳が出る、呼吸がはやいといった呼吸器の症状がある場合の検査や、心臓疾患の定期チェック、トイレの量が多い・少ないといった症状がある場合の尿の検査にぜひ活用してください。(院内で採尿する場合はエコー下での穿刺採尿になりますが、自宅で採尿した尿でも検査できます。)

※エコーの検査が含まれるコースはお預かりの検査となります。事前にお問い合わせください。

 

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