もしもの時に
つい先日、30年以内に震度6以上の地震がある確率が発表されました。
30年のうちに、明日起きるかもしれないし、1年後に起きるかもしれない。
地震などの自然災害。予期せぬトラブルは避けられません。
しかし、予想できるということは準備ができるということです。
いざという時に、「安全に避難」できるように、自分のペットの情報と一緒に確認していきましょう。
今、できること
避難所の場所はなんとなく把握している方は多いかと思いますが、動物同伴が可能か確認していますか。
動物同伴が可能な避難所を確認しましょう。
動物同伴が可能な避難所だからといってどんな条件の仔も受け入れてくれるわけではありません。
感染リスクのある狂犬病ワクチン、混合ワクチン、ノミマダニ予防は最低限予防の必要があります。
避難所は全ての避難者と共有するスペースになります。
公共交通機関と同じように、ケージに入れて過ごす必要があります。
普段からのケージトレーニングも大事になってきます。
悲しいことですが、自分の想像通りに避難ができない場合もあります。
咄嗟の瞬間にペットとはぐれてしまった時。
マイクロチップは登録済みでしょうか。
万が一離れ離れになってしまった時、再開の糸口になります。
必ず登録をしておきたいものの一つです。
※Check
狂犬病ワクチン(犬のみ)、混合ワクチン、ノミマダニ予防、ケージの用意とトレーニング、マイクロチップ登録
ワクチン、ノミマダニ予防、マイクロチップ登録は当院でも行っております。
もしお済でない場合は一度ご相談ください。
人間の避難グッズと一緒に
被災時の人間の食料供給は3日あれば行われるといいますが、ペットフードはその限りではありません。
また、それが療法食であればなおのことです。
現在、新型コロナウイルスの蔓延により資材調達の不十分により、普段の在庫量を保つことができていないフードもあります。
在庫の管理、代替品を調べておくことも大切です。
同様に、ペットが飲んでいる薬の確認も必要です。
人間も被災時の排泄物のグッズが出ているように、動物でも必要になります。
最低限ビニール袋とペットシーツの用意はしておきたいです。
※Check
食料、投薬、排泄物の処理
フードの相談、薬の相談も平時の時から行っていきましょう。
緊急事態宣言の発令により、自宅にいることも多いのではないでしょうか。
これを機にチェックリストを自作してみるのはいかがですか?
自分で作ることで、より必要なものが記憶に残ると思います。
(引用)環境省
環境省_災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>
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