お腹のしこり

【脾臓腫瘍】犬の脾臓腫瘤、脾臓摘出手術(犬のおなかのしこり、がん)

今回は脾臓腫瘤が破裂してしまった症例をご紹介します。

来院時は重度の貧血で、立てなくなった状態で来院されました。

検査の結果、脾臓に大きな腫瘤が見つかり、お腹の中で破裂したことにより貧血が生じていました。

脾臓腫瘤は50%が悪性と言われ、とても進行が速いものが多いです。悪性腫瘍が疑われた場合には、手術で脾臓を摘出する切除生検を行い、その結果により抗がん剤を追加で行うかどうか相談になります。

一方、良性の腫瘤であった場合でもお腹の中で大きくなると破裂してしまうリスクが高いことから、ある程度大きかった場合は手術で脾臓を摘出することが推奨されます。

脾臓摘出時の写真、7CM大のおおきな腫瘤でした。

今回ご紹介した症例は、幸い良性の腫瘤で、術後の経過も良好です。

もし脾臓腫瘍でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談下さい。

担当獣医師

腫瘍科

佐々木 (ササキ)獣医腫瘍科認定医1種、JAHA内科認定医

腫瘍の治療は画一的なものではなく、同じ疾患であってもその子やご家族の状況によって、最適と考えられる治療方法は異なります。
何かお困りの事があればご相談ください。

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