元気がない

【猫風邪】猫のウイルス感染による~猫風邪〜、ねこちゃんのくしゃみや鼻水、涙や目やにの症状 ほっておくと重症化することも!?

この寒い時期よくご来院されるのが“猫風邪”のねこちゃん達

猫風邪とはウイルス感染や細菌感染などで咳やくしゃみ、鼻水、涙や目やになど上部気道感染症を起こす病気です。

猫風邪のウイルス感染には

猫カリシウイルスや猫ヘルペスウイルスなどがあり

特に免疫力の低い子猫ちゃんに多い病気です。

もともとウイルス感染をしている子で免疫力が下がることにより症状が出てしまう子が多くいます。

特に[猫ヘルペスウイルス]で猫のカリシウイルスよりも症状が強く出るといわれています。

 

〇猫ヘルペスウイルスの症状

食欲低下、発熱

呼吸器症状:くしゃみや鼻水などの症状を起こします。

目の症状:目ヤニや結膜炎、角膜の浮腫、角膜潰瘍

 

 

また、ヘルペスウイルスが目の表面に感染し、目の表面で増殖することで起こる角膜障害に【黒色壊死症】というものがあります。

 

黒色壊死症では目の表面の細胞が溶け、角膜上皮びらんや潰瘍がおこり、角膜の表面が黒くなり、痛みを伴います。痛みが強く出ることで涙の量が増え、目が開きにくくなってしまうという症状が出てきます。

 

 

眼の症状が悪化し、角膜潰瘍が深くなってしまうと外科的な処置が必要になる場合があります。早めの治療では点眼薬や内服薬で治療を行っていきます。

 

◎怖いことにヘルペスウイルスの症状は一度よくなっていてもまた再発してしまうことがあります。

なぜ猫風邪が再発するのか…

ヘルペスウイルスなどのウイルス感染の病気では完全にウイルスを断ち切ることは難しく、

抗ウイルス薬の投与や症状に合わせて対症療法を行うことになります。

完全に断ち切ることができないので、ねこちゃんの免疫力の低下やストレスなどにより

症状が再発することがあるんですね…

 

〇再発しないようにするには…

では、「再発しないようにするにはどのように管理したらよいのでしょうか。」

と質問を受けることがありますが、再発には免疫力の低下が関与していると考えられているため。

猫のストレスを減らし、しっかりバランスの良いキャットフードを食べ栄養を取ることが重要となります。

 

〇感染猫と同居猫の管理

また、猫ヘルペスウイルスやカリシウイルスは猫ちゃん同士で感染力が非常に高い病気です。

猫ちゃんから猫ちゃんへ“くしゃみや鼻水”などが直接または飛沫的に感染することにより移りますのでなるべくお部屋を分けたり、隔離をして管理することをお勧めいたします。

 

〇治療

上記で述べたように猫ヘルペスウイルスは完全に断ち切ることは難しい感染症です。

当院では、症状に合わせ抗ウイルス薬の入った抗生剤の点眼薬や抗ウイルス薬の内服薬の投与などを行い治療していきます。

くしゃみや鼻水の症状が強い場合では、ネブライザーとよばれる

お薬を霧状にし、吸入する【吸入療法】を行う場合もあります。

吸入療法では鼻から直接お薬を充満させることができるため局所的に治療を行うことができます。

 

☆ワクチン接種の重要性

猫カリシウイルスや猫ヘルペスウイルスなどはワクチン接種で予防可能な病気となります。

ワクチン接種により、感染を抑制させたり、症状を軽減することができますので必ず年に一回のワクチン接種をお勧めしております。

 

〇お外にでない室内飼い猫ちゃんにもワクチン接種は必要なのか?

「うちの子はお家から出ないからワクチン接種をしなくてもいいですか?」とご相談を受けることがありますがお家から出ない子でも、飼い主様の外出などでウイルスをお家に持って帰ってきてしまう恐れなどがありますので、絶対に安全とは言えません…

ねこちゃんではワクチンで予防ができる病気はとても少ないです。

予防ができる感染症はしっかりと予防していただくことが大切です!

 

 

当院では分院にて猫ちゃん専用の診察日を設けています。

 

キャットフレンドリー病院にも認定され、より猫ちゃんが来院しやすくストレスがなく過ごせるような空間を作っています。

ワクチンや診察に是非ご利用ください。

HALU+動物病院 猫診察日

毎週火、木、土曜 10:00-16:00

住所:渋谷区代官山町14-20 カトルズ代官山103

 

 

お家の猫ちゃんに風邪の症状がある場合は早めの治療をお勧めしています。

くしゃみや鼻水、涙や目やにの症状がある場合は早めに病院に受診しましょう。

 

HALU動物病院

代官山、渋谷、恵比寿の動物病院

03-6712-7299

 

担当獣医師

内科・眼科

宮本 (ミヤモト)

動物たちからたくさんのことを感じ取り、からだへの負担をできる限り少なくすること、ご家族さまとのコミュニケーションの中で治療方針をご一緒に考えていくことを大切にしています。

内科・画像診断科

岩木 (イワキ)

多くの選択肢をわかりやすくオーナー様に提供でき、大切な家族の一員である子たちにとって最適な治療計画を一緒に見つけられる存在であるために、寄り添える獣医師を目指しています。

内科・歯科

平石 (ヒライシ)

大学卒業後、各地の動物病院で小動物臨床に携わってまいりました。
ホームドクターとして、こどもの時代から老齢期までその子その子にあった予防や治療を丁寧に行うことを信条にしております。

循環器科・軟部外科

游 (ユウ)HALU動物病院 院長

「たとえ病気になったとしてもその中で一番幸せに暮らせるように」
患者さん、家族、獣医師間の密なコミュニケーションを大切にしています。

内科・脳神経科

浅田 (アサダ)獣医学博士

てんかんを中心とした神経疾患とその治療について研究をしました。現在も研究生として大学院および大学病院において研修を行っております。

内科・鍼治療

永田 (ナガタ)

病気と向き合う中でどうしたら現状を良くしていけるのか、プラスになりそうな 事をひとつひとつ考えながら、より良い時間を過ごせるようなお手伝いができたらと思っています。 些細なことでも、気軽にご相談ください。

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