トイレに行ったと思ったら、いつもの場所におしっこもうんちもない…?
不思議に思っていたら、ある日、自分のわんちゃんがうんちを食べているところを見てしまった…!
お散歩中にうんちをしたあと臭いをかいだと思ったら食べてしまった…!
決定的な場面から自分のうちの子が食糞をしていることに気づいてしまったり。

そういう経験をされた飼い主様は少なくはないのではないでしょうか。
食糞と言われるわんちゃんの問題行動。
食糞をすることで栄養を補う動物も存在していますが、そもそも犬には必要のない行動です。
なぜ、わんちゃんは食糞をしてしまうのでしょうか?
考えられる原因1 糞から食べ物のにおいがする
食べたごはんがうまく消化できずに、消化不十分なまま排便をしてしまうことがあります。
その場合、糞にごはんの臭いが残っており、勘違いして食べてしまうことがあります。
体調が思わしくない他に、消化がうまくいかない原因としては
→寄生虫がいることにより食物をうまく消化できない
同時に、軟便や下痢になることが多いので毎日のチェックをおすすめいたします。
→ごはんに含まれるたんぱく質が植物性たんぱく質の率が高く吸収がうまくいっていない
一般的に動物性たんぱく質はアミノ酸スコアが高く、体内でのたんぱく質の利用率が高いとされています。
植物性たんぱく質のアミノ酸スコアは比べると落ちてしまいます。
フードの変更も選択肢に入ってくるでしょう。
たんぱく質を分解するにはアミノ酸が必要です。
動物性たんぱく質、肉類に多く含まれており効率的にたんぱく質を摂取することができます。
テオドール
尿臭や糞臭のにおいを軽減させ、結果食糞を抑えることが期待できます。
当院での取り扱いもございますのでお気軽にお声がけください。
消化不良が起きている時、特に糞から食べ物の匂いがして、つい食べてしまう。
上記の理由が原因の場合、消化を助けるサプリメントも有効かもしれません。
考えられる原因2 食事量が足りない
ごはんを食べ終わったあとにお皿をなめ続けたり、催促をすることはありませんか?
食事量がたりず、お腹がすいていることで食糞をしてしまうことがあります。
ごはんの必要量には個体差があります。
適正体型を意識しつつ食事の量の見直しも必要です。
考えられる原因3 ストレス
動物は環境の変化に強くありません。
いつもと違う環境(場所、知らない人に会ったなど)で、ストレスにより普段はしない行動をしていまうことがあります。
日常ルーティン外のことをしたときは、いつも以上に注意深く観察してあげてください。
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