今回はHALU代官山動物病院での手術における、入院の子のお預かりからお迎えまでの流れをご説明します。
■手術当日
午前中に診察をして状態を確認した後、獣医師とオーナー様とで本日の手術内容を確認後にお預かりとなります。術前検査で異常値等あった場合は、お預かり前に検査をし、麻酔をかけても大丈夫か最終判断をします。お預かりの際は衛生面を考慮し、私物はお預かりしておりません。


お預かり後は薬剤を投与するためのラインを確保するために静脈に針を留置します。この時の針はプラスチックの柔らかい針となり、血管内に留置して動いても痛みはありません。留置が設置出来たら体の循環状態をよくするために点滴を開始します。
手術は外来が落ち着き次第開始します。前日から必要な器具などの確認をしているため、スムーズ開始されます。執刀医、助手の他に、麻酔を見るための獣医師もつきながらの手術となり、状態に合わせて麻酔の濃度の調節を行うため麻酔後の覚醒もスムーズです。手術が終わり、麻酔から覚めたら執刀医よりオーナー様にご連絡いたします。
麻酔から覚めた後はICUに入り温度管理と酸素濃度をあげているお部屋で定期的に呼吸状態や体温、意識状態などを確認していきます。


夕方の治療では術後の状態を確認し、注射でお薬を投与します。全身麻酔をした日は本調子ではない状態なく胃腸の動きも弱まっており、嘔吐した場合に誤嚥などの可能性も考慮し夜ごはんは抜きとなります。(若齢の場合や体格によっては必要に応じて少量の給餌を夜間に行います)
日勤から夜勤への引き継ぎをし、夜間は獣医師の指示のもと給餌やネブライザー、点眼など必要な処置を行っていきます。定期的に巡回をし、状態に変わりがないかを確認します。


■退院当日
朝一番に状態の確認、治療を行います。治療後は消化に良いご飯を少な目の量から開始します。退院の時間になったら担当医からオーナー様へ手術中のお話や今後お家での注意点や再診の日程などお話があり、お薬を処方して退院となります。


HALU動物病院では術後の夜間の状態も確認できるように夜間スタッフを配置しております。定期巡回により治療を夜間も継続でき、変化にも気づく事ができるため安心して夜間の入院もお預けください。
ご不明な点がありましたらスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
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